秋のバス釣り-バスが広範囲に散る理由-ターンオーバーとは?!
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どうもD.Fです。
季節はだんだん秋に変わり風が冷たく半袖Tシャツ1枚でバス釣りをするのは肌寒くなってきました。
夏場にストラクチャーや日陰でじっとしてくれていたバスもフィールド全体に散り、夏の釣りから秋の釣りに移行する季節になりました!
春・夏・秋・冬の季節に応じて釣り方やアプローチが変わるのもバス釣りの面白さの一つですよね!!
今回は「秋のバス釣り」を攻略する為に「秋のバスの行動」と「水質の変化」についてご紹介します!
なぜバスは広範囲に散るのか
バスの活性が高くなる適水温は22℃~27℃と言われています。
夏場は水温が高い為「日陰」「ウィードの中」などでじっとして小魚が近くに来るのを待ち捕食しています。
水温が低く過ごしやすい場所にバスが集まる傾向があるのです。
しかし秋になり水温が25℃を下回るとバスの活性が上り自由に動き始めます!
同時にウィードも枯れ徐々に隠れる場所も無くなっていくのでバスは広範囲に広がりエサを探し始めるのです!
秋のバスは荒食い?!
「秋のバスは荒食い」と言うキーワードをバス釣りをしている人なら一度は聞いたことがありと思います。
バスは適切な水温になると冬に備える為、元気に泳ぎ回りベイトフィッシュ(普段食べている小魚)をよく追いかけます。
実際に秋のバスは活性が高くハードルアーも積極的に追いかけてきます。
まだ試したことが無い釣り方を覚えるのには最適な季節だと思います!
しかし、秋はバスが「広範囲に散る」+「ターンオーバー」などの影響で居場所を絞りにくい季節でもあります。
なので状況を把握しアプローチする事でパターンを見つければ「数釣り」「デカバス狙い」も出来る楽しいシーズンです!
ターンオーバーとは
秋になると朝晩は急に冷え込む事が増えてきますよね。
冷たい風や気温の影響で水面の水が冷やされます。
科学的な説明は省略しますが、水は冷たいと沈み温かいと浮く性質があります。
これによって水面の温度が低くなった水は一気に沈み、底に溜まっていた酸素の少ない水質が悪い水が押し上げられ水質が入れ替わってしまうのです。
この現象をターンオーバーと言います。
このように水の中の水質が悪化し酸素が少ない水が充満するため、適水温で活性が上がったバスも元気を失ってしまいます。
ターンオーバーの見分け方
ターンオーバーを見分ける方法は大きく分けて2つあります。
・普段よりも水の濁っている場合
・竿先などで水をバシャバシャ泡立て、泡がいつまでも消えない場合
普段から通いなれたフィールドであれば、水質の変化に気づき「濁り・匂い」で判断する事ができるかもしれません。
しかし最も分かりやすいのは水面を泡立てて判断する方法です。
水面の泡がいつまでも消えない場合はターンオーバーの可能性が高いです。
ボートでの釣りの場合は他のボートが通過した後に泡がずっと残っていれば、そのエリアはターンオーバーしている可能性が高いでしょう。
普段から水質があまり良くない場所では判断するのは非常に難しいので注意してください。
秋のバス釣り攻略法!!
秋になりバスの活性は上がっていても「広範囲に散ってしまって探しずらい」「ターンオーバーの影響で釣れない」という事はよくあります。
自分のパターンを見つけるために秋にオススメの釣り方と定番も少しご紹介します!
散ったバスを広範囲で探れる巻物
秋はやっぱり巻物が定番です!
自分好みのサーチルアーを見つけて秋バスを釣ってください!
・バイブレーション
・スピナーベイト
・スイムベイト
・スイミングジグ
・バズベイト
・クローラーベイト
ターンオーバーの影響を受けにくい場所(シャロー)
ターンオーバーの影響を受けにくい場所もあります。
・シャロー(浅瀬)
護岸際や河川の岸などは影響を受けていない可能性があります。
・流れ込み
新鮮な水を上流から運んでくれる流れ込みや普段からバスが集まっている場所は影響を受けていない可能性があります。
・ストラクチャー(障害物)
1年を通してバスがついているストラクチャーはターンオーバーがあっても変わらずバスが住み着いている可能性があります。
この3つのポイントを押さえてターンオーバーに打ち勝ちましょう!
まとめ
秋はバスの活性が上がる分、様々な課題が出てきます。
「秋の荒食い」という言葉だけ聞いて釣りに繰り出すと散ったバスを見つけられる、「全然釣れないじゃん」という印象を持ってしまうかもしれません。
しかしポイントさえ分かれば秋はバス釣りが楽しいシーズンにもなります!
皆さんも今回ご紹介した事を1つも目安にして様々な釣りを試してみてください!
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